京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

京都府立植物園の梅

家を出たのが遅かったので、植物園全体ではなく、梅林だけ見てきました。

梅林といっても、北野天満宮に比べたら木の数がぐっと少ないのですが。

 

植物園に入ると、パンジーなど鮮やかな春色の花が咲いていましたが、全体的にはまだまだ冬枯れの薄茶色がかった風景です。

でも、梅は咲いていました。

 

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メタセコイアや針葉樹などの木立を抜けると向こうに梅林が見えてきました。

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近づいてみると、開花しているのは半分弱、まだ蕾ばかりの木もありました。

周りが深い緑の木々なので、里山にいるような印象です。

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写真の上手な方から見ると、お見苦しいかと思いますが、なんとか雰囲気だけでもお伝えしたいので、載せています。

 

蝋梅が青空に映えていました。

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竹林もきれいでした。

 

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竹林の背後に展示されていた冬牡丹を見て帰りました。

 

東京や横浜に住んでいた頃は、この季節、鎌倉の瑞泉寺に行って梅や水仙を見て帰りに鶴岡八幡宮で冬牡丹を見るのが私の年中行事だったこと、懐かしく思い出しました。

瑞泉寺はビルのようなものが視野に全く入らないので、「里の春」という感じを楽しめるのです。ただ、梅が満開という時期を当てるのが難しかったです。

両親や横浜の親戚も墓参の帰りに利用していた、鎌倉駅近くの小町通りの喫茶店「門」も閉店したそうで、寂しい限りです。

 

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