京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

嵯峨の男だるま

普通のだるまさんと違って目鼻がすっきりと面相筆で描かれていて真っ白なだるまさんなので、汚れるのが惜しくてずっと箱に入れたまましまってありました。実は貯金箱なのです。底のたまったお金を出すところに金色の紙がはってあって、「ふるさとのだるまシ…

夏のしつらえ

立秋もとっくに過ぎて、日もだいぶ短くなった感がある今頃になって、遅すぎる話題ですが… 6月1日に衣替えするように、町家も、襖や障子をはずして、御簾(すだれ)や、よしずを張った戸(簾戸、葦戸よしど、夏障子)にして、見た目にも涼しげで風が通るよ…

下鴨納涼古本まつり

8月11日から16日までは下鴨神社で恒例の納涼古本まつりがありました。 下鴨神社の糺ノ森(ただすのもり)は昔から夕涼みの名所だったそうで、外の道を歩いていても、塀越しの鬱蒼とした糺ノ森の木陰はひんやりしています。 とはいえ、真夏の日中はそれ…

五山送り火

今日はお盆に帰ってきていた祖先の霊をお送りする五山送り火の日でした。 東京にいた頃は、「大文字焼き」と言っていましたが、京都ではそうは言わず、五山送り火と言うそうで、なるほど、大文字だけではなく、法、妙、舟形、鳥居、それと左大文字もあります…