京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

梅と天神市

25日の土曜日に北野天満宮に行きました。

毎月恒例の天神市もやっているし、梅の花も見頃です。

25日は梅花祭もあり、午前中は儀式があって、午後からは、近くの上七軒の芸妓さんと舞妓さんがお茶を立てて運んでくれるお茶会がありますが、こちらは別料金です。

数年前にお茶をいただきましたが、近くの席の方達が、こんなにたくさんの芸妓さんたちが勢揃いしているところなど、なかなか私たちには見る機会がないと話されていました。

 

家を出て、自転車で、鞍馬口通りをずっと西に向かいました。

京都もだんだんと古い家が取り壊されて国籍不明のデザインの家が建ったり、マンションが建ったりして、いかにも京都らしいという景色が少なくなってしまったように思いますが、西陣あたりには、まだ古い家並みが残っているところがありますので、ゆっくり京都観光される際には、そのあたりを散歩されるのも良いのではないでしょうか。

途中、ゲストハウスに改装中のところも見かけました。

こちらは元銭湯のカフェです。

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12時開店で、まだ営業していませんでしたが、フランス人?カップルが写真を撮っていました。数年前に、2度ぐらい入ったことがありますが、タイルなど銭湯だった時のものを生かしてあって、なかなか面白いです。メニューは結構ボリュームがあったと記憶しています。

上七軒を通り抜けると、古着やアンティークの露店が出ていて、その向こうに北野天満宮の西側の入り口があります。

境内に入ると、左側に長五郎餅のお店が。

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紅梅が綺麗に咲いていました。

手水舎にも天神さまにつきものの牛がいました。井戸水が渇水している時には他の手水舎を使ってくださいという内容の張り紙がありました。ここの水は井戸水なのですね。

風がまだまだ冷たい日でしたが、ここの水は温かかったです。

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手水舎の横に、1本の木に紅白の花が咲いている木がありました。当然みなさんカメラを構えていました。ちなみに、日本では梅など、1本の木に紅白の花が咲くのは源平咲きというようですが、薔薇はヨークとランカスターというようです。

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梅花祭と市と合格祈願が重なって、本殿の前は混み合っていました。

お参りして、梅園の方に行きましたが、あまりに長蛇の列なので、またの機会にしました。北野天満宮が、京都でも梅の本数は随一のようです。

梅園の外にも梅の木がそこここにあって、綺麗でした。

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境内には小さな神社がいくつもありました。

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露店でお目当のものを購入して、おまけなどもしていただき、天神さまのご利益だわ、と心楽しくまた西陣の街を通って帰りました。

 

レトロな小学校がありました。

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仁丹の広告のある古い住所表示板がある家も。

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