祇園祭宵山
待ち合わせ場所の菊水鉾に向かう途中、長刀鉾のところを通ると、午前10時過ぎだというのに、厄除けちまきを買う人たちが長蛇の列を作っていました。
数年前午前中で売り切れてしまったことがあったからでしょうか。
四条通を西に進み、烏丸通を渡ったところには函谷鉾があります。
函谷鉾の町会所では、鉾を飾る立派なタペストリーなどが見られます。
友人も私もそのうち何か作ろうと思ってはぎれ等集めているので、祇園祭の時だけはぎれを売る呉服屋さんに行ったり、厄除けちまきをいただいたりしたあと、ランチとお茶をしました。
鉾町の家やお店では、檜扇の花や祇園祭にちなんだ飾り付けをしているところも多いです。檜扇も厄除けになると言われています。
屏風祭と言って、所蔵の立派な屏風を外から見えるように飾っている家もあります。
友人が知り合いのために安産のお札をいただいた占出山です。
山鉾巡行の順番を決めるくじで、今年は山1番を引いたそうです。なんでも、番号が若いほど安産になるとか。
暗くなって提灯に火が灯ると何とも言えない風情になります。
山芋とオクラをのせたお蕎麦と鴨やシメジなどの小皿にご飯という、夏らしいお手頃な日替わり定食にしました。
何しろ蒸し暑くて汗だくでしたから。
久しぶりに会ったので、少しゆっくり話したくて、冷たいお煎茶が嬉しい三条通の伊右衛門さんへ。デザートとおしゃべりを楽しみました。
友人と別れてから、山伏山へ行きました。
山伏山では、茅の輪くぐりができるんです。6月の夏越しの祓えに茅の輪くぐりをしそびれてしまったので、ちょっと並んで待ちましたが、くぐってきました。
この前去年のちまきを持っていくのを忘れたので、菊水鉾に返しに行き、霰天神山で火災除けのお札をいただいてきました。
家に帰ってしばらくして雷雨がありましたが、鉾町は大丈夫でしたでしょうか。
去年も巡行の日は雨模様で、台風が来た年もありました。
明日は近畿地方では竜巻が起きるかもしれないなどと、とんでもないことを天気予報で言っていましたが、お天気が持ちますように。