岡崎(京都市内)の桜
昨日は岡山に行こうと思ったのですが、電車に乗り遅れたので、府立図書館に行ってみよう、と思い立ち、地下鉄東西線の蹴上に降り立ちました。
道沿いに桜並木がありますが、まだほとんど咲いていませんでした。
地下鉄の階段を上がってすぐ、道路の向かいに見えるトンネルは大きな負荷に耐えるように捻ったようにレンガが積んであるので、ねじりまんぼと呼ばれています。
土手の上には線路があります。
トンネルを掘って琵琶湖から水を引くと同時に、舟がここ蹴上から南禅寺船溜までは陸上を通るように線路が引かれ、今は使っていないものの残されているので、たどって歩くことができます。昨日はお天気も良かったので、結構たくさんの人が歩いていました。
舟は当時、台車に乗せてワイヤーロープを巻き上げて移動させていました。
琵琶湖からこの線路(インクライン)までのトンネルの中は真っ暗だったので、ロープを伝って舟を進めたとか。
ろくに機材もない頃に、大変な難工事で、犠牲者も出たようです。
土手の桜が開花したら綺麗でしょうね。
写真を撮り忘れましたが、左手には今も電気を供給している水力発電所があります。
また、疏水記念館の噴水は、電気を使わずに琵琶湖からの高低差だけで吹き上がっているそうです。
だいぶ咲いている木もありました。
動物園の小ぶりな観覧車がレトロでのどかです。
京都は都会でありながら山に囲まれ、自然が豊かなところが好きです。手前は琵琶湖疏水です。
友人が前に連れて行ってくれた動物園近くのごぼうの天ぷらをたっぷり載せたお蕎麦のお店、まだ11時になるかならないかだというのに、もう人が並んでいました。
府立図書館です。ご覧のとおり、古い建物の外観を残し、新しく建てられています。中は撮影禁止なので残念でしたが、螺旋階段と光がなかなか素敵でした。