京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

祇園でフレンチと円山公園の桜

醍醐寺に一緒に行ったお友達と昨日はランチしました。

いつも観光客で賑わう花見小路の最初の道をちょっと右に入ったフレンチのお店です。

外は京都らしい町家に、生成りに青くお店の名前を染めたのれんがかかっています。

キャレ・ド・ミューという名ですが、横文字でアルファベットのMみたいなミュー

という字が大きく書いてあります。ミューとはギリシャ文字らしいです。

1階はカウンター席になっています。

 

2階のテーブル席に案内されると、純和風の外見とも1階とも別世界の、梁も壁も真っ白の明るい部屋になっています。階段と2階の廊下から、1階の厨房でシェフが腕をふるっているところがガラス越しに見えます。

 

各テーブルには小さな白いデンファレ

水のコップの薄いグリーンも爽やかです。

お料理の器もガラス器を多用していますが、それが透明にキラキラ光るように照明も凝っています。なので、南仏とか地中海みたいな(行ったことありませんが)気分になります。

 

細長いグラスに暖かいスープと冷たいスープが層になっていたり、緑の野菜で飾られたホタルイカが載ったアスパラのババロアにその場でオレンジ色のガスパチョをかけてくれたり、料理も工夫を凝らしていますし、見た目も色どりも綺麗です。見た目だけでなくお味も美味しいんです。そしてお値段はこんなに楽しませてもらって大満足なのにリーズナブルだと、お友達も大喜びでした。

 

私は3回目ですが、今回は季節に合わせて箸置き(ナイフとフォーク、箸が置いてあって好きな方を使えます)はガラスの桜、食後の口直しのグラニテは桜とココナツミルク、ワゴンサービスで選べる(全種類でも!)デザードの中にも桜のロールケーキがありました。

 

自分のための記録としても写真を撮りましたが、腕が悪い悲しさ、あまりにも実物の美しさ美味しさと程遠いので、載せないでおきます。ブログに載せていいかどうかも聞いておかなかったことですし。

 

お友達が円山公園の可哀想な桜を見てから、新幹線に乗って帰るというので、そぞろ歩いて行きました。

白川もついでに見ようかと思ったのですが、思ったより遠かったので途中で気が変わって、知恩院の前を通って円山公園に行きました。

知恩院前では色々な国の人たちが記念写真を撮っていました。イスラム教徒らしき女性ばかりの団体さんもいました。

醍醐寺を拝観したあと、もう他の桜を見ても感激しなくなってしまったかも、と二人で言っていたのですが、そんなことはありませんでした。ソメイヨシノはあまり見なかったですし。

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円山公園は予想どおり、多国籍の観光客が桜を楽しんでいました。

有名な枝垂れ桜が少し小さくなった気がするのは、醍醐寺の大きな木を見たあとだからでしょうか。やはりカラスにつつかれるせいなのでしょうか。

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円山公園も綺麗でしたよ。

 

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