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京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

山鉾拝観(7月14日)

宵山の前に山鉾を少しまわってみました。

 

鯉は滝をも登るから縁起がいいと言われますが、

鯉山はそれにちなんで登竜門を意味します。

 

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「鯉山」の提灯のあるこの入り口をはいって通路を進むと、

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奥に祭壇と巡行の当日飾るタペストリーや金具、今は使っていないけれど

大切に保存している古い装飾品などが置いてあります。

この場所を「町席」というようです。

 

順路としてはお参りしてから折り返して粽やお守り、

パンフレットなどをいただいて(地図などチラシは無料。その他は有料)出ます。

御朱印もいただけます。

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角飾金具です。

 

下の写真は復元したタペストリーです。鯉山はあと祭の方なので、本物の展示は

来週だそうです。その時には左甚五郎の鯛も見せていただけるとのこと。

 

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左が東水引および胴掛け。みぎは見送り(うしろに飾ります)。

 

イーリアスの一場面、トロイの王プリアモスと后へキューバ

アポロ神に供物を捧げているところです。

下の写真:祭壇に羊とおぼしきものがあります。

もともとは上の写真の部分の右側につながっていたものでした。

16世紀ベルギー製のこのタペストリーが日本に来た事情は

はっきりはわからないようですが、

支倉常長が遣欧使節としてヨーロッパに渡った頃に渡来したのではないかと

鯉山保存会が出版している冊子に書いてあります。

 

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両脇の飛龍も復元で、中国17世紀頃の婦人官服の刺繍裁断片だそうです。

 

函谷鉾に上がってみました。(粽、うちわ、小冊子、拝観がセットで1500円。

拝観のみは1000円だったか?)

長刀鉾だけは今も女性は上らせてくれないそうです。

 

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上の写真は鉾に入る直前、屋根を見上げたところです。

鉾から下を見下ろすと

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思った以上に高さがあります。

今は2階から橋を渡してありますが、京都育ちの友人によると、

昔は直接階段(はしご?)で上るようになっていて(鉾によるのかな?)

下りるときがこわかったそうです。

 

函谷鉾の由緒あるゴブランも拝見しました。

室内に展示してあります。

 

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旧約聖書の「イサクに水を供するリベカ」、16世紀の毛織物だそうです。

重要文化財に指定されています。

巡行には復元したものを用いるのでしょう。

他には近年の「エジプト天空図」や「モンサンミッシェル」がありました。