神輿洗(7月10日)
神輿洗というものを見てみようと夕方出かけました。
朝、四条大橋に掲げられた竹のところから御神輿を洗う水を汲むのだそうです。
下の写真:四条大橋の上から北を望む。都会の中心でありながら、
こんな風景があるところが京都のいいところです。
左側には納涼床が出て賑わっています。
床は自然の川風が心地よいんです。
なんとも風情があるのですが、写真だとうしろのビルが無粋ですね。
南側、ヴォーリズの建築で有名な中華料理店・東華菜館の南隣りの建物の
2階では菊水鉾のお囃子のリハーサル?をしていました。
神輿洗はどうやら7時半過ぎということでした。
デパートの駐輪場に自転車をそんなに置きっぱなしにできないと思い、
取りに行きました。
途中寺町の入り口で万灯会の行列と出会いました。
急に蒸し暑くなったので、武者のいでたちの男の子たちは
行列が止まっている間
つきそいのお母さんたちに団扇であおいでもらっていました。
それでもちょっとへばりそう…
白塗りの女の子たちがなぜか宝塚みたいなメイク(白塗りという以外は)
だったのにはちょっとびっくり。(写真なし)
万灯会の行列も見たし、これで帰ろうかと思いましたが、
市役所前の自転車置き場に自転車を置けたので、
もう一度四条大橋に行くだけでも行ってみようと。
木屋町を抜けて行きました。
木屋町は京都にまだ旅行で来たときに初々しい感動で歩いたものでした。
あの頃が懐かしいなあ。
橋のところに行くと、まだ御神輿は来ていないようで、人がたくさんいました。
待つ事しばし。竹の束に火がつけられました。
そして御神輿が。ただ、ちょっと遠いし人が多いのでほとんど見えません。
カメラやスマホの画面でなんとか見ますが、
他の人たちもカメラを持った手を高く延ばしているので
隙間から見るのがやっとです。
御神輿には明かりがないのでよくわかりませんが、
下の写真ではちょうど中央あたりです。
スマホの望遠なので画像が荒いです。
背景の白く光って写っているのは南座。
かけ声や熱気が伝わって来ます。
指令を出している少々荒っぽいことばも聞こえて来ます。
正直なところ、水をかけたかどうかなど、わからないうちに
御神輿は八坂神社に向かい、竹の火も消火されて、
人々は三々五々、家路か宿か飲食店へと散らばって行きました。
ショーウィンドウにも祇園祭の飾り付け、
BGMはお囃子・コンチキチンです。