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京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

京の金平糖

先週確定申告に行きました。申告する内容も金額もたいしてないのですが、これで合っているかな?と少し不安でした。申請窓口で「しっかり書けてます」と言っていただき、ホッとしました。

帰り道、自転車を走らせていると、甘い匂いが漂ってきました。緑寿庵清水さんで金平糖を作っている香りです。コーヒーを飲みながら一粒ふた粒つまむのにちょうどいいと思い立って、久しぶりに寄りました。

 

数年前に通った時は、行列ができていましたが、今回は外で待つ人が誰もいなかったので、飽きっぽい日本人のこと、もう落ち着いたのかなと思ったのですが…

小袋が全部売り切れでした。

以前は、イチゴやソーダは朝行かないと売り切れてしまっていたものの、午後でも何かしら残っていたのですが。争奪戦がますます熾烈になっていたのですね。

 

金平糖はお砂糖のかたまりぐらいに思っていたのですが、緑寿庵清水さんを知ってから、認識が変わりました。

 

カタログの最初のページには、「金平糖はレシピがなく、気温や天候によって蜜の濃度や窯の角度と温度、窯で転がる金平糖の音を危機状態を見極めて五感を使いながら体で覚えていく一子相伝の技で、砂糖の金平糖が作れるようになるのにもコテ入れ10年、蜜かけ10年、20年かかると言われています。さらに砂糖に素材を加えると結晶しないと言うお菓子作りの常識をくつがえし、一種類16日から20日間かけて可能にしました」と書いてあります。

 

生の果物を使って作った金平糖は砂糖に着色料だけのと違って、本当に美味しいんです。

フルーツ味の他に、ゴマや蕎麦と黒砂糖とか、季節限定で予約が必要なブランデー、梅酒、日本酒、シャトー・ヴァンブランなど、月ごとに旬の素材をテーマにしたもの、お節句や母の日用などいろいろあります。

茶道用のもあって、おふりだしという器に入っているのもあるのですが、前のカタログに載っていた人間国宝が作ったおふりだし入りのは、確か十数万円だったような。

 

そこまで高級ではないですが、日本酒のを私としては奮発して予約購入したことがあるのですが、友人たちに少量お味見用にあげたところ、至極気に入ったという人、酒粕みたいだとあまり評価しない人がいました。もう食べてしまいましたが、焼き物のとっくりと桐箱は残っています。

 

今回、季節限定でほんのりピンクの桜の金平糖と、淡い緑の緑衣黄がありました。ふと、父上の介護中の友人にあげようと思い、それならばと、華やかなピンクの方を選びました。一足早い桜です。

 

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このお店はガイドブックなどにも載っているようで、観光客も多く来店するようですが、京都の人も、日持ちがするからお使い物に良いと、利用しているそうです。

 

蛇足ですが、税務署の裏手にお蔵と庭園がありました。

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京都ならでは、でしょうか?