栗のお菓子(第2弾) KASHIYAさん
おいしいモンブランを求めて検索していたときに、二条通の、川端通から西に行った北ところにある、KASHIYAさんというお店が出てきました。
もう10月末のことですが、さっそく行ってみました。
町家をリフォームした落ち着いたお店です。
店主は藤田怜美(さとみ)さんという、和菓子の老舗、亀屋吉長で修行をなさって、斬新なお菓子を創出されたかただそうです。
お店にはいったすぐの所には、ショーケースにお持ち帰り用のお菓子が置いてありました。
テーブル席ですが、懐かしいような、日本家屋です。
いちじくのほうじ茶煮というのにも、すごく惹かれたのですが、やはり栗のお菓子を選びました。
モンブランはなくて、栗きんとんでした。といっても、シェフのお菓子ですから、普通のとは違い(普通のも十分おいしいですが)、メレンゲにのっていてクリームその他がはいっていて、さらに上に栗がのっているという、凝ったものになっています。さすが元和菓子屋さんだけあって、仕上げが美しいです。
栗のアイスクリーム、栗のチップスなどと一緒にプレートに盛りつけてある様子も芸術品の風格です。
栗は国産、西日本のものとのことです。
お値段も飲み物別で1400円と芸術的…
芸術の秋を楽しみたいかたにおすすめです。
ちなみにトイレ(ご不浄というほうがしっくりきそう)は濡れ縁を通って行くようになっています。昔の町家はそういう造りが多いのでしょう。お風呂は自宅になくて銭湯でしょうか。