京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

下鴨神社 名月管弦祭

今日は中秋の名月

下鴨神社の名月管弦祭のポスターを見かけたので、軽く夕食をとってから、行ってみました。

 

空にはうろこ雲のような雲があって、月は時々隠れたり、のぞいたり、煌煌と明るく照ったり。

f:id:k-yoshiko:20160915221741j:plain

肉眼で見ると、月はもっとくっきりしていたのですが、写真がへたでごめんなさい。

 

ちょうど美声の尼さんが琵琶を弾きながら語っていました(歌っていたというべきでしょうか?浄瑠璃だと「語る」と言いますが)。

なぜか月が青く写ってしまいました。よくわからない写真なので、雰囲気だけどうぞ。

屋根の上には名月。篝火が焚かれていて、風情がありました。

 

f:id:k-yoshiko:20160915222636j:plain

木曾義仲」「兼平」という名前が聞こえたので、あとで検索すると、どうやら「木曽最後」という演目のようです。戦で、もはやこれまでと死んでゆく場面なので、悲しい雰囲気でした。

次はふたりの尺八奏者の演奏で、高雄山の紅葉を表現した曲。

f:id:k-yoshiko:20160915222532j:plain

次はお琴の演奏でした。

 

最後まで聞きたかったのですが、途中で失礼して帰宅しました。

みたらし団子、矢来餅、お酒、山田松香木店、老松(和菓子)などのお店が出ていました。管弦祭だからでしょうか、お店も上品でした。