田園のティーハウス
北山通沿いにある、北山紅茶館に行ってみました。
最寄り駅は地下鉄の松ヶ崎です。
公式サイトによると、1995年に開店した当時は、周囲には田園風景が広がっていたそうです。北山通沿いは田んぼが並んでいたとか。
今はマンションやお店が建ったとはいえ、田んぼも少し残っていて、黄金色の穂が重みで頭を垂れて実りの秋を感じさせ、道路の北側には五山送り火の妙法の山があって、田園の面影が残っています。
北山紅茶館の建物は、一見質素ですが、よい材料を使った本物志向の建物であることがわかります。
屋根は薄い木で葺いてあります。
中に入ると、梁の見える天井に、壁は漆喰です。
日曜でしたが、4時頃でしたので、そんなに混んでないかなと思ったのですが、けっこう人が入っていました。少し待って奥の大テーブルに案内されました。
テーブルも無垢材でできています。
見回すと、友人同士や家族で来ている人がほとんどで、夕食が近いことも考えてでしょうか、アフタヌーンティーの2段トレーが重なっているのをひとつ取って、分け合っている人たちが多いようです。
お腹が空いているときだったら、ひとりでも食べてしまうのですが、お昼をしっかり食べてしまっていたので、アップルクランブルパイとセイロン紅茶のシャンパンと呼ばれると書いてあったヌワラエリアにしました。
アップルクランブルパイもボリュームがありましたが、あたためて生クリームが添えてあって、嬉しくおいしくいただきました。この手のお菓子は久しぶり!
生クリームが植物油に添加物をいろいろ加えてクリームに見せかけた工業製品だとがっかりですが、ここのはちゃんと生クリームをゆるめに泡立てた味でした。
お皿やティーカップは、山荘風の素朴な雰囲気の建物に合っている、草花模様の陶器です。
アップルクランブルパイは一口食べてしまってから撮影したので、ちょっとだけ小さくなってます。
紅茶はポット入りなので、2杯分あります。
あと結末部分だけ未読だった読みかけのミステリーもちょうど読み終わり、家に帰りましたが、夕食までの時間、我ながらテキパキ動ける気がして、たまにはおいしいお菓子が必要なのだわ、などと思ったのでした。
公式サイトは