京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

もうすぐ祇園祭

祇園祭といえば、山鉾巡行と宵宮が有名ですが、実は7月1日からお祭りは始まり、丸一ヶ月非公開のものも含めて何かと行事が行われます。

公益財団法人祇園祭山鉾連合会のホームページを見ると、日程表が載っています。

一番上に「吉符入り(きっぷいり)」と書いてあります。

各山鉾町に関係者が集まって神職のお祓いを受け、祭期間の無事を祈り、囃子方もお囃子を奉納するそうです。

 

1日には「長刀鉾町お千度の議」がありますが、長刀鉾町の稚児と禿、役員のかたたちが八坂神社にお参りします。(まだ見た事がないので、今年は見てみたいものです)

 

毎年今年の稚児はどこそこの息子さん、と話題になります。葵祭の斎王代と一緒で、すごくお金がかかるそうなので、誰でも勤められるわけではありません。

今年はやさか観光バス社長の長男さんが稚児、次男さんも禿だそうで、兄弟が稚児と禿は4年ぶりということです。4年前は確かお茶の福寿園さんでしたね。

稚児は結納の儀により、鉾町と養子縁組するそうです。

 

2日には「くじ取り式」があります。

巡行の際に、常に先頭と決まっている長刀鉾など順番が決まっている山鉾以外の山鉾の順番をくじで決めるのですが、区議会の議場で行われます。

 

そのくじ取り式、一般参観も募集していると知ったので、応募しました。

 

そういえば、どうなったかな?往復はがきなのでどちらにしても返信は来るはず、と思っていたら、数日前、届きました。

 

「厳選なる抽選を行いました結果、誠に残念ですが、落選となりました…」

 

募集定員の70名を大幅に越える285通の申込があったそうです。

 残念。思った以上に競争率が高かったです。