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京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

亀岡市のへき亭でランチ

東京にいた頃、「京都」というと、京都市しか思い浮かばなかったのですが、京都市だけが京都なのではないんです。

先日、亀岡市に行ってきました。

亀岡市明智光秀が築いた亀山城の城下町です。もっと古くからの歴史もあります。

 

京都駅からJR山陰本線嵯峨野線)で約30分、最初車窓から見えるのは京都市の市街地ですが、それを過ぎると、嵯峨野の竹林や、山間に川が流れているのが見えます。

保津という駅もありますが、「保津川くだりは馬掘で降りてください」と標示があります。

亀岡に着くと、ホームから見える景色は片側は完全に田園、反対側は町で、イオンや西友があります。

お目当てのへき亭は、ふるさとバスの毘沙門という停留所のすぐ近くなのですが、1〜2時間に1本と、本数が少なくて、出がけに人が来たりして出遅れてしまい、乗り遅れてしまいました。

へき亭は予約が必要ということだったので、バスの時間に合わせて予約していたので、一応京都駅から電話で少し遅れる旨を連絡し、亀岡駅からはタクシーに乗りました。

 

運転手さんによると、なかなか人気があってよくお客さんを乗せるとのこと。元代官屋敷だそうです。桂川を渡り、ゆるやかな上り坂を上ります。

「ここを左の道を行った方が、景色はいいんだけど。出雲大神宮もあって、出雲大社より古いんですよ」恋愛に、事業に、いろいろ霊験あらたかなのだそうです。

そちらも興味津々ですが、へき亭が目的なので、右の道を行くと、「へき亭」という道標があり、そちらに行くと白壁のお蔵などが目に付き、その前に小型バスと乗用車が止まっていました。タクシー料金は1200円でした。

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実は予約の電話をした時は、私の言い方がはっきりしなかったせいかもしれませんが、女将はちょっとこわい人かと思ったのですが、実際にお会いしたら、そんなことは全然なくて、とても親切なかたでした。

 

私が通していただいたのは、立派な調度品のある、応接間風の洋間でした。

モノクロの写真が飾ってありました。

 

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その日はアメリカ人のグループが来ているということでしたが、少しも声が聞こえず、静かでした。

お庭を眺めながらの食事です。ひとりだったので、一番軽い「むしやしない」にしました。

軽いと言っても、十分な量があって、生野菜の前菜のあと、きれいな形に折って器にした奉書にほうじ茶と水菜と鶏肉、椎茸その他のきのこが入っていて、それを好きな加減まで火を通していただきます。お茶で炊くのでさっぱりとしています。

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へき亭鉢とホームページに書いてあったのは、自家製の人参と玉ねぎをほっこり炊いたものでした。心やすらぐ甘さです。

それと揚げたての海老、季節のご飯とお漬け物。

 

熱い物は熱く、おいしくいただきました。

 

帰りはバスも当分ないはずなので、どうしようかと思ったのですが、帰りは下り坂で歩けない事もないので、ゆっくりまわりを見ながら歩いて行くのがいいのでは、とアドバイスをいただき、日傘も持っていたので、そうすることにしました。

古い家もけっこう残っていて、タイムスリップしたような風情があります。

 

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もちろん、普通の家や事務所、畑もあります。

 

永きに渡り、地域の人と子どもたちを見守ってきたお地蔵様。

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吹きガラスのスタジオがあったので、ちょっとのぞいて、セール価格になっていたサンプル品をひとつ、記念に買いました。

 

桂川の橋を渡っている時に、馬車が見えましたが、さすがにこれは観光用ですね。

 

亀岡市を、今度ゆっくり歴史に思いを馳せながら見て歩いてみたくなりました。10月には京都の祇園祭山鉾巡行のような山鉾巡行もあるそうです。