京都生活 ー雨音に惚れてー

東京から京都に越して来て築90年?の家に住んでいます。見に来ていたときに降り出した突然の雨がトタンの部分に当たる音に惚れて決断した家です。おもしろいこと、すてきな場所、京都について感じたことについて綴ります。

鞍馬寺

日曜日に叡山電車鞍馬寺に行きました。

2両編成ですが、11月は電車の本数が多いはずにもかかわらず、けっこう混んでいて、皆さん鞍馬寺に行くのかなあ、と思ったのですが、半分以上の方が一つ前の貴船口で降りて行かれました。出で立ちもハイキング用なので、歩きながら紅葉を楽しむのでしょう。

 

鞍馬寺の駅に降り立つと、駅舎には赤い天狗のお面が飾られていました。和風でなかなか感じが良い駅です。外にも大きな天狗のお面がありました。雪で鼻が折れてしまったと聞いていましたが、直したか、新しいものと取り替えたようです。

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山門(仁王門)は駅からすぐ近くにありました。

 

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さすがに東福寺や街中の神社仏閣ほどは人が多くありません。

狛犬ならぬ虎が可愛らしいです。

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「ん」の方は柔和な表情をしています。

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順路を進んで行くと、お社があったり、湧き水とそれを詠んだ和歌の碑があったり。魔王の滝というのもありました。魔王と言いましても、悪鬼ではなく、大地の霊王・護法魔王尊ということです。

入り口でいただいたリーフレットには、「鞍馬山は、すべてのいのち輝く世界のために、明るく暖かく力強く生きるための活力を、本尊『尊天』からいただくための浄域です」と書いてあります。

尊天とは、

慈愛ー月の精霊ー千手観世音菩薩 

光明ー太陽の精霊ー毘沙門天

活力ー大地(地球)の霊王^護法魔王尊  の三位一体だそうです。

 

「愛と光と力の像 いのち」というオブジェもありましたよ。

 

パワースポットとして人気があるというのもわかる雰囲気があります。

文楽・歌舞伎の「義経千本桜」に登場する兵法の達人、鬼一法眼を祀った鬼一法眼社もありました。

 

 

本殿金堂までずっと登り道です。土のところと、階段とありました。

足に自信がない場合には、ケーブルカーもあります。

 

見晴らしの良い金堂のところに着く頃には、若い人でも息を弾ませていました。

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でも、森の香りが清々しくて、気持ちが良かったです。

こちらが金堂です。

 

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お参りして御朱印をいただきました。

2冊目の御朱印帳の最後のページでした。開いてお渡しした時に、髪の毛が1本落ちてしまったようなんです。それで、お坊さまが書いてご朱印を押して返してくださる時に、「これは私のではないですよね」と髪の毛を指差して言われました。面白い方にいただけて良かったです。

ここまで登った甲斐あって、遠くの山々と紅葉や山茶花などを眺めて楽しむことができました。

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残念ながら、奥の院と木の根道、貴船神社へ抜ける道は、この間の台風による倒木のため通行できなくなっていました。

というわけで、来た道と同じ道を戻りました。

 

帰りの電車は運よく展望電車「きらら」でした。

ガラス窓が大きく、片側の座席が窓の方を向いています。

紅葉のトンネルも、普通の電車でも綺麗でしたが、窓が大きい分楽しめました。

 

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空の広さが感じられて爽快でした。

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随分ブログ更新をサボってしまいました。

今日は中秋の名月です。

通りかかる和菓子屋さんには皆「月見団子」の張り紙があるので、今日は甘いものはやめようと心に誓っていたのに誘惑に負けました。

京都の月見団子はこれです。

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一応確認したのですが、このお店のオリジナルというわけではなく、京都のはこういう形なのだそうです。長細いお団子をあんこでくるんであります。雲からお月様が顔を出しているように見えなくもないかな。

 

ちなみに子どもの頃母が作ってくれたのはまん丸で、よくイラストにあるように三宝に積み上げてお月様に備えてから砂糖醤油をからめて食べました。

と言っても、そこまでしたのは一度だけだったような…

町屋で日本料理

関東から友人が来て、一緒にランチしようということになった時、さて、どこにしようかと考えてしまいます。

私の友人たちは高級料亭で食事するようなマダムではないし(私もそれにはおつきあいしきれませんし)、かと言って、せっかく京都に旅行に来て、いつもと変わらないランチというのもつまらないでしょう。

そんな時、ここにして正解、と思ったお店、それは、実家が京都の友人に教えてもらった「藤本」さん。数回お友達と行きましたが、皆さん、お世辞でなく喜んでくれました。

 

烏丸通から三条通りを西に少し入って、左(南)にちょっと曲がった路地奥の町家なのですが、最初はちょっとわかりにくくて、近くから電話をして教えていただいたりしました。完全予約制ですが、一見さんお断りなどということはないので、席さえ空いていれば大丈夫です。

 

私はお友達とは大抵ランチなので、ランチですと、懐石が5千円くらい、ミニ懐石が2,900円プラス税です。(2017年7月)

 

1階のカウンター席と2階のお座敷があります。

最初行った時は2階に案内され、町家独特の急な階段をお料理を持ってよく上がれるものだと、友人と感心しました。

 

街中なのに、静かな落ち着いた室内で、本格的なお料理をゆったり味わえて、それにしてはリーズナブルです。

 

一番最近行ったのは7月でしたので、最初のお料理は鉾の形の器に盛り付けて供されました。2階のお座敷でした。

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屋根をはずすと、

 

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詳細はだいぶ忘れましたが、珍しいところでは、白芋茎(ずいき)の握り寿司というのがありました。

いつも思うのですが、お酒が飲めたらいいのに。アルコール分解酵素を持たずに生まれてしまったのでしかたありません。

 

お椀は確か九州のぐじと胡麻豆腐。もちろん美しい蒔絵の蓋がありましたが、とったところの写真です。

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お造りです。なんと、せっかくの京都らしい鱧を、写真を撮る前に食べてしまいました!手前の空間にあったのですが。

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焼き物です。鰆だったかな? 忘れないうちにアップすべきでした。御免なさい。

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とうもろこしのご飯をおみおつけ。

 

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そしてデザート。5品の中から好きなものを選べます。いつも全種類いただいてしまいます。

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aquadina.com

 

何かの会合で日本料理は堪能した、という人とは、洋の、やはりハズレのないお気に入りのお店に行きます。

 

kyoto-seikatsu.hatenablog.jp

 

 

 

萩の花

萩の花がぽつぽつ咲いているのを見かけたので、梨木神社も咲き始めたかな、と行ってみました。

この前行った御所の方からではなく、北側の道路と御所の間の木漏れ日の歩道を通ってみました。盛夏には暑いことと思いますが、この季節には木陰はひんやりして心地よかったです。

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萩の花を見に行くにはまだ早すぎましたが、少し咲き始めていました。

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蝶が蜜を吸っていました。

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白い花もあります。

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こちらはフジバカマかと思いましたが、どうやらヒヨドリバナという花のようです。

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水引草も咲いていました。

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この前の空きペットボトルを持参したので、井戸水を頂いて帰りました。

ボトルが白くなるくらい冷たくて美味しそうなのですが、直接口をつけると不衛生になるので、我慢して持って帰りました。

2リットル入りのボトルを何本も持ってきている人もいました。5リットルまで百円と書いてあって、お賽銭箱が設置してあります。

冷蔵庫に入れておいて少しずつ飲んでいますが、美味しいです。お茶をいれても美味しいでしょうね。染の井の水と呼ばれ、京都の三名水のひとつとされていますから。三名水のうち、唯一残っている水なのだそうです。

下鴨納涼古本まつり@糺ノ森

昨日でしたか、「古本まつり」の幟を見かけたので、今日午後から行ってみました。

今日が初日でした。

 

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会場は糺ノ森の中です。

テントの裏手には小川が流れていて、小さいお子さんを遊ばせているお母さんもいました。

 

ずっと向こうまで各古書店のテントが立ち並んでいます。

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一番南の突き当たりにはビールとかき氷の売店がありました。

 

整然と本が並べてあるお店。

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かと思うと、いっぱい積み上げてあるお店も。掘り出すのが結構大変そう。

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今日は夕立がなくて幸いでしたが、このところ数日間夕方になると雷雨という日が続いていました。期間中はないといいですね。16日までです。

 

読み終わってからどこに置こうかと思うと、ちょっと手が引っ込みがちですが、文庫本1冊と、ちょうどほしいと思っていた古語辞典300円也を買いました。

古語辞典の前の持ち主(高校生でしょうか?)はちゃんと満遍なく、でも丁寧に使っていたようです。

 

糺ノ森は昔から夕涼みの名所だったそうです。直射日光が遮られ、木漏れ日が少し差し込む森は、蒸し暑かったものの、街中に比べたら随分ましです。

扇子かうちわを持って行った方がいいですけど。

100円ごとに一個のスタンプを2000円分集めると、景品をいただけるそうです。

御手洗祭(下鴨神社)

7月22日から30日まで、下鴨神社では御手洗祭が行われました。

私は27日に行って来ました。

 

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朝9時過ぎに行ったら、人もまだ少なかったです。湧き水なので夏でも冷たいのですが、いつにも増して冷たく感じました。膝下ぐらいの深さです。

去年や一昨年は、もう少し深かったような気がするのですが、たくさん人がいたぶん水位が上がっていたのでしょうか。

 

ロウソクに火を灯して水の中を歩いて井上社(御手洗社)の前にお供えします。

こうして穢れを祓って無病息災を願います。

 

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タオルを持って行くか、濡れた足のまま履いても大丈夫なサンダルなどで行くことをお勧めします。

水に濡らすと文字が出るおみくじもありました。

 

葵祭斎宮代が禊をするのもこの池です。

ちなみにみたらし団子はこの水が湧き出る時の泡を模したものだとか。

 

地場野菜がお供えしてありました。

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一旦外に出ましたが、鴨長明の方丈の庵を見に行くことにしました。

下鴨神社にはいくつか神社やお社がありますが、庵を復元したものは、河合神社の中にあります。道路の側から見たところです。

 

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1丈(約3,3m)四方のワンルームに囲炉裏。鴨長明は、今でいうミニマリストでしょうか。

 

 

 

 

祇園祭は還幸祭もお忘れなく

後祭の山鉾巡行は、用事ができてしまって行けませんでした。

用事が済んでから御池通に行ってみると、山鉾はすでに通り過ぎ、花傘巡行の最後をちょっとだけ見ることができました。

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祇園の各花街の芸妓さん、舞妓さんです。

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人垣の後ろからなのであまりよく見えなかったものの、ちらっとでも見られてよかったです。鷺踊の子供達も人の隙間から見えました。羽を広げると、歓声が上がりました。

 

夕食後、還幸祭のお神輿とお祭りの夜の町を少しでも見たいと思って出かけました。

8時半ごろだったと思います。

烏丸通三条通の交差点で、中御座神輿を先導する久世駒形稚児の一行が通りました。

稚児は馬に乗っていました。

三条通を西に進むと、復興準備中の鷹山のお囃子が聞こえてきました。

鷹山は豪華な曳き山だったそうです。

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ごめんなさい、知識も技術もなくてボケボケ写真です。雰囲気だけご覧になってください。

お囃子を聞いているうちに、中御座神輿がやってきました。

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東京と違って「ほいっと、ほいっと」という掛け声、担ぎ手は男性だけ、独特な熱気、これを見ずして山鉾巡行だけで帰ってしまってはもったいないです。

ずっと追いかけて行きたくなってしまいます。

が、今年はおとなしく帰りました。

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提灯の灯る夜の風景も良い感じです。

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京都に祇園祭を見に来られる方は、ぜひ、もう一泊して還幸祭もご覧になることをお勧めします。

鷹山は復興事業のご支援を募集しています。

www.takayama.or.jp